伏屋獅子芝居 2010年12月 岐南町

伏屋獅子芝居

■ 伏屋獅子芝居

伏屋獅子芝居は地域住民の手によって150年を経た現在にまで受け継がれてきた伝統芸能です。
伏屋獅子舞は嫁獅子系のものであり、獅子の頭は耳が立ち、頭に白髪がないのが特徴です。
舞手は男で獅子頭をかぶり、赤の長襦袢に黒紋付を着て、白足袋をはき、手に幣や鈴を持って演じます。
岐阜県の重要無形民俗文化財の指定も受けているこの獅子芝居は、江戸末期に嫁獅子の開祖、市川竜之介に学んだ伏屋の東五郎が伝えたといわれています。
現在、獅子芝居は定期的に上演されませんが、悪魔払い(神楽)が地区の人により、毎年10月の祭礼で伏屋の白山神社に奉納されています。

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